趣味写真

趣味で撮った写真を公開しています。

雪帽子

Nikon   Z50(ナナカマド)

毎日雪が降ったり止んだりの北海道。朝起きて自宅の前の雪かきをし、さらに

勤め先でまた雪かきをして体力を使い果たし、仕事が始まる頃にはすっかり魂

が抜けた状態になっている。冬の楽しみは・・?そんなものは無いねぇ・・。

そもそも人類はなぜ雪が降るところに住んでいるのか。毎年この時期になると

考えることだ。(答えを探す気も無いのだが・・。)写真はナナカマドの赤い

実に雪が積もった様子。旭川市内ではよく目にする光景です。

表情

Nikon   Z50(キツネくん)

あのころボクはいつも怒っていました。きっと怖かったんです。(中略)弱

い自分が出てくる中、自分で自分をけしかけていたんですよ。それがすべて

のエネルギーだったような気がします。ロック歌手の矢沢永吉がキャロル時

代、デビュー当時の心境を語った語録だ。(インタビュー記事より抜粋)

自分は20代のころ、まわりから「いつも疲れているような表情をしている

けど大丈夫?」とよく言われていた。本人はいたって元気なのだが・・。

永ちゃん流に言ってみれば、自分にとって疲れた表情は不安とかプレッシャ

ーを感じながらも、忙しい毎日を突き進んでいく心の準備や覚悟だったかも

しれない。社会に出てみると家族を支えたり、重圧に耐えながら仕事をして

いる人の表情は決して明るくはなく、どちらかといえば不安な表情。それぞ

れが、キャロル時代の永ちゃんに似た、自分を高揚させるその人なりの表情

をしている。自分が50代後半になって、何となく感じるのは笑顔がすべて

ではないということ。不安や緊張で少し暗い表情や不安な表情をしているの

も、人間らしくていいんじゃないかということだ。その人の心の内に秘めた

熱い情熱は、会話をすればちゃんと伝わって来るし、応援したいという気持

ちになるのです。

判断基準

Nikon   Z50(美瑛町 セブンスターの木)

新しいカメラを買おうと思っている。今年ニコンから新たに出た「Z6Ⅲ」か

「Z50Ⅱ」のどちらか。価格はそれぞれ55万円(24ー120mmレンズ

付き)と15万円(本体のみ)で、40万円の価格差があるけれど、新しい

だけにどちらも魅力的な機種だ。機種選定に伴い、当たり前のことだけど頭

の中では差額の40万円があったら、他に何が出来るかを考えることになる。

ふと考えたのが我が家の灯油代のことだ。冬の北海道、当然ながら自宅の暖

房に灯油は欠かせない。いろいろ計算してみると、40万円は我が家では6

年分の灯油代だ。そうなると、もうZ6Ⅲ(55万円)はあっさり候補から外

れた。ちなみにZ50Ⅱ(15万円)は2年分の灯油代となり、深く考えると

カメラの購入すら踏みとどまることになるので、そこは考えないようにして

おこう。新たに高額な買物をする場合、灯油代を基準に考えると心の中で色

んな葛藤があって、前に進みにくいことがあらためて分かった。今後は何か

都合のいい、ゆる~い判断基準を探さねば・・・。

距離感

Nikon   Z50(旭川市 スターバックスコーヒー)

少し変わった思考かもしれないけど、日が暮れたあとにスタバの外観を眺め

るのが好きだ。あたりが暗いため、外から中の様子が少し見えて、何とも落

ち着いた素敵な雰囲気が伝わってくる。スタバには一度も入ったことは無く、

今後、店内に入ることは無いかもしれない。理由はおいしいコーヒーやケー

キは自分にとって重要ではなく、ある程度の距離を保ちながら視線に入って

くる店内の灯りが最高に心地いいからだ。お客さんが静かにそれぞれの時間

を過ごしている様子もすごくいい雰囲気に見える。「店内に入るより、外か

ら眺めるのが好き・・」この感覚、伝わるだろうか・・。

赤い果実

Nikon   Z50(旭川市・ナナカマド)

街路樹の葉がどんどん散り、あとひと月も経てば雪景色。旭川市内にはナナ

カマドがいたる所に植えられていて、赤い果実が目立つようになった。この

果実、早いものでは8月の中旬には部分的に赤くなりはじめ、夏の終わりを

告げてくる。雪が降ってもしばらく枝から実が落ちないので、寒さで自分の

心が折れなければ、雪帽子をかぶった果実の写真を撮ってみようかと思う。

でも間違いなく、いとも簡単に心は折れるだろう・・。

心をくみとる

Nikon   Z50

失敗を恐れるな・・。若いから何でもできる・・。年上の一方的な思い込み

による、ワケの分からない励ましの言葉だ。この言葉、何の説得力も無く、

組織では若い世代を失望させるだけ。勇気づけたつもりが根拠がないだけに

逆にプレッシャーをあたえ、気が付けば早期退職を促進しただけという惨事

が起きてしまう。どうしたら若者の心をつかみ、良い方向に進んでいけるの

か。我われオッサン世代はよく考えてしまう。そもそも人の心をつかむこと

なんて無理なはなしで、心をくみとることに視点を変えてみるのも大切。励

ますこともいいんだけど、若い世代の気持ちも受け止める能力を持たないと

どんどん企業や組織は衰退し、残ったオッサン世代がいつまでも第一線に居

座るとになってしまう。心をくみとる・・。自分もやってみようと思います。

心の声

Nikon   Z50  ホンダ ゴリラ

年齢を重ねると、だんだん新しいものに挑戦することが減ってきた。考えて

みると減ってきているどころか、まったく無いことに気付いてしまった。興

味を持っても、無意識に出来ない理由を考えたり、そのままスルーすること

もある。このままではそのうちアホになると思う反面、別にアホでもいいじ

ゃん!どうせアホなんだから・・。と心の声が聞こえる。写真は旭川市内で

見かけたホンダゴリラ(原付バイク)。自分の好きな黄色いやつだ。バイク

に乗って「どこかに行きたいなぁ・・」と思っても、心の声が「どこかって

何処さ?」と聞いてくる。20代の頃はこんなこと無かったのに・・。心の

声がいちいち邪魔すぎる・・。